深海の宝石とも呼ばれている珊瑚(サンゴ)は、ロマンティックな美しさが魅力的な宝石です。赤やピンク、白など、さまざまなカラーバリエーションが愉しめるのも宝石珊瑚の特徴といえるでしょう。

 

そこで本記事では、珊瑚の特徴や色別の石言葉、そして意味や効果などについて解説します。

 

 

珊瑚はどんな宝石?

 

珊瑚は真珠や琥珀と同じく「有機質宝石」です。宝石のほとんどは鉱物質ですが、珊瑚は動物である「サンゴ」から作られる特別な宝石なのです。なお日本は、宝石の産出がほとんどありませんが、珊瑚と真珠は例外で日本が主産地であることが世界中で認められています。

 

宝石珊瑚のモース硬度は3.4~3.7と真珠とほぼ同じ硬さです。モース硬度が10であるダイヤモンドと比べると数値が低いですが、モース硬度3.5は人間の歯と同じくらいの硬さがあります。

 

 

珊瑚の石言葉

 

珊瑚の石言葉は、「勇敢」「聡明」「長寿」。また、アクアマリンやモルガナイトと同じく、珊瑚は3月の誕生石として有名です。

 

珊瑚は金や銀と並ぶ“七宝”のひとつです。珊瑚を身に付けるとマイナスな部分を浄化し、ポジティブなエネルギーを取り入れ、持ち主に幸運や富、健康長寿をもたらす宝石として大切にされていました。

 

生命力が高く「サンゴ=産後」のゴロが重なることから肥立ちのお守りや、母のように珊瑚が子どもを守ってくれるといわれ「安産」「子宝の宝石」とも呼ばれています。

 

 

色別に珊瑚の効果を紹介

 

深い海に宿る珊瑚がもつエネルギーは、パワーストーンとしても人気があります。そして、色によって持っている効果も異なります。

 

それでは、赤珊瑚・ピンク珊瑚・白珊瑚の特徴や効果について確認していきましょう。

 

 

赤珊瑚(コーラル)|健康と積極性の向上

 

 

生命力を象徴する“血”をイメージされる赤珊瑚は、血液の循環を良くする働きや健康運の向上が期待できる宝石です。

 

また活動的なパワーが溢れている赤珊瑚は、ネガティブな考え方を取り払い、積極性を高めるパワーストーンといわれています。そのため、やる気や積極性が欲しい方と後押しします。なお、魔よけや厄除けとして身に付けるのもおすすめです。

 

 

ピンク珊瑚(コーラル)|創造力と人間関係を円滑化

 

 

優しい色合いが特徴的なピンク珊瑚は、人間関係を円滑にするほか創造力をかきたてるパワーストーンです。

 

気持ちを落ち着かせる効果があることから、相手の気持ちに寄り添いコミュニケーションが図れたり、人間関係や恋愛など良い方向に持っていけたりすることが期待できます。

 

またピンク珊瑚は、身に付けた人が持ち合わせている創造力をかき立て、新たなアイディアを生み出す力を与えてくれるでしょう。能力が開花することで自信がつくので、クリエイティブな仕事をしている人や、自身の気持ちを高めたい人にぴったりです。

 

 

白珊瑚(コーラル)|生きる力や精神力を向上

 

 

白珊瑚は、身に付けることで生きる力や精神力が向上するといわれています。生命力に溢れている白珊瑚は、子宝に恵まれることは期待できる点から「子宝」や「安産祈願」の方への贈り物にする方も少なくありません。

 

また、気持ちが荒んでいるようなときに、母のような愛で包み込み穏やかな気持ちへと導いてくれるとされています。妊活をしている方や安産を願っているとき、さらに気持ちに余裕が欲しいときは白珊瑚がおすすめです。

 

 

珊瑚は厄除けや安産祈願におすすめ

 

 

珊瑚は強い生命力や健康、長寿を象徴しています。また、厄除けや安産祈願の効果も期待できます。壮大な母なる有無のエネルギーを持ち合わせた珊瑚は、周囲の人々を優しく包み込んでくれることでしょう。

 

大切な人へ、そして自分自身へのプレゼントに珊瑚(コーラル)ジュエリーを贈ってみてはいかがでしょうか。